![]()
2002年7月 石垣島旅行記
![]()
ついに家族は4人に増え、
2年間海断ちをしていた我が家は、
気合いを入れて
夏の旅行計画を練り始めた。
だがしかし、
人数は増えたのに、予算は変わらない。
いろんな場所が候補に挙がっては消えた、
その結果は――
1.石垣島に決定するまで
2.旅立つまでの不安
3.行ったからには思いきり

石垣島に決定するまで
前回、一歳のU-toを連れてセブ島7日間の旅を決行してから3年。
その間にK-toを妊娠し、出産し、乳を与えていたわけだけど、だからといって家に籠もっていたわけではありません。トーマスランドには(実は)2回行ったし、北海道にも行きました。日光やディズニーランド、ジブリ美術館にも行きました。
しかし、丸三年間南の海へ行ってないというのは、我が家にとって異常と言ってもいい事態なのです。
hipoパパもヒロセも、今年の夏は絶対に海に行くぞ、と.気合いを入れてツアーを探し始めたのは4月下旬。
U-toは4歳、K-toは1歳5ヶ月でした。
K-toは食事も飛行機代もいらない幼児だけど、U-toは今回は子供扱いになります。
超のつく偏食児童なので、食事なしのベッドありというのが理想ですが、そんな設定はありません。[食事○ベッド○]もしくは[食事○ベッド×]のいずれかです。
もちろん、ベッドがない方が安いけれど、そうすると最悪の場合、シングルベッド二台に大人二人と子供二人になります。hippoパパは場所をとる人なので、これは相当にきつい。夜ぐっすり寝られなければダイビングにも影響してしまう! というわけで、U-toは食事ありのベッドありを希望。
子供は大人の7割ぐらい料金がかかるし、外国の場合は、幼児でも2,3万円は払わなければならなりません。つまり、大人三人分の料金で見積もっていかないと、家族四人では行けないということ。その上に、ダイビング代二人分とその間のベビーシッター代。予算をあげれば、ここ数年来額の変わらない夏のボーナスを使い果たすことになってしまうので、是が非でも安いツアーを探さねばなりませんでした。
子連れ海外の王道、グアムサイパンに始まり、値段の安さにひかれて、タイ、セブ、マレーシアなどのアジアンリゾートのパンフレットも貰い、沖縄本島に、離島、奄美まで、4月には、いったいどこに行きたいのやらというパンフレットの山が部屋の隅に築かれました。
もちろんインターネットでも、めぼしいところを見て回りました。またしても「いしもちDiver's club」(*1)にはお世話になりましたが、特に目新しいところが増えているわけではなかったので、候補に挙がったのは結局いつもと同じようなところでした。
実を言うと、カップルと子連れの王道グアム、サイパンに、ヒロセの一家は行ったことがありません。さんざん海外旅行をした独身時代にも行きませんでした。
ベビーシッターサービスもあるし、子供が楽しめるスポット、安全性――なかなかいいなとは思うのだけれど、ツアー料金がたいして安くない上に、行ってからの食事その他で出費が嵩むのは目に見えています。沖縄本島のリゾートも然り。一度行ってしまえば、気が大きくなってお金を使ってしまうのは分かり切っているので、今回もやはり却下。
それやこれやの検討の途中で、ちょっと気になったのがコタキナバルです。
マレーシアのボルネオ島部分(この言い方は変か?)にあって直行便で5時間半。自然豊かなジャングルと蒸気機関車、ダイビング。コタキナバル自体は大きな街だから、病気とかになっても安心(たぶん)。
我が家好みの小さなリゾートに泊まるのは難しそうだけど、オランウータンに接し、蒸気機関車で半日観光というのは、子供が楽しめそうだし、ダイビング情報は少ないけれど、それほど悪くなさそう。シュノーケリングに適した離島にも行ける。値段的にももちろんO.K.。
でも、ちょっとあまりにも情報が少なすぎて、怖くて踏み切れなかった……。
セブに行ったときは、NMS(*2)の掲示板にそれはそれはお世話になり、気になることに関する答えはほとんど全て手に入れて出発することができました。アジアンリゾートとしてはたぶん新顔の(?)、情報があまりないコタキナバルはこれといったホームページも見つからず、気になる情報が得られません。
子連れでこんなところに行く人なんていないんだろうな、と思ったら、この旅行記を書く際に再度Yahoo!で検索して見つけました。三歳の子を連れて、しかも旦那は行かずに母子二人旅!
もしも、夏の行き先を決める前にこのホームページ(*3)を読んでいたら――。衛生状態についての文章や屋台での食事などを読むとやはり不安も多く、結局行かないことにしたかもしれませんが、キッズルームも結構充実しているらしいので、K-toがベビーシッターでなく、キッズルームに預けるのでO.K.となったら、いずれは行ってみたい所です。
というわけで、浮かんでは消えていった候補地の数々。
最初は今年は絶対海外と思っていたけれど、予算が上がらない限りどう見積もっても海外は無理という結論に落ち着きました。
海外が無理なら、行き先は必然的に沖縄の離島です。
ベビーシッターがいるところというと、ダイビングサービスは限られてしまうけれど、石垣島はベビーシッター付きのダイビングサービスが比較的多くあります。
こうして、1998年に行ったときは、台風のせいもあって見るどころかポイントにさえ行けなかったマンタを最大の目的に、石垣島へ行くことが決定したのでした。
.
*1 Yuka's Home Page この中にある番外編「いしもちDiver's club」には、子供連れでもダイビングしたい!という人のための情報満載。また、モルディブについての口コミ情報もたくさんあり。
*2 NMS 錦織さんのホームページです。セブ島に関する情報はピカイチ。ヒロセが一歳のU-toを連れていったときのことはセブ旅行特別投稿集に入れてもらっています。
*3 ららの海外旅行記 ららさんが子連れコタキナバルを決行したのは、2002年5月。当然ホームページに旅行記がアップされたのはそれより後なわけで、もしこの旅行記を読んでいたら、うちの夏の旅行もコタキナバルに決めてしまっていたかも、というぐらい細かな情報が載っています。

旅立つまでの不安
行き先が決まったら、次は日数や宿泊先の検討です。
1998年に石垣島へ行ったときは、初めての子連れ旅行ということで、日数は短めに4泊5日。
二日間がダイビングで、一日は日帰りで更に離島へ行く予定にしていましたが、台風が来てダイビングが一日つぶれ、レンタカーで島内を回りました。
一日しかできなかったダイビングは、川平のマンタスクランブルを希望したのにもかかわらず、他の参加者の時間がないということで近くのポイントに変更になり、しかも2本のうち1本はインストラクターが方向を間違えて、えんえんと海の中&海上を自力でボートまで泳いでいく羽目になるという、すごーく悲惨なダイビングでした。
U-toを連れていたので、当然子供を見てくれるダイビングサービスにしたんだけど、これでは、さすがにちょっと、今回の利用はためらわれます。やはり、ベビーシッター料はタダというのに惹かれたのがいけなかったと反省しました。
石垣島には、ベビーシッター付きのダイビングサービスが多く、ヒロセが知っているだけでも4つ(*1参照)はあり、特定のダイビングサービスを希望するのなら、時間制の一時保育専門の託児所マザーズ(*4)もあります。料金はマザーズが1時間700円で、兄弟なら1,000円/時間。ダイビングサービスのベビーシッター料はだいたいどこでも5,000円だけど、なんと無料のところもあります(前述のところだけど……)。
泊まるところは、ホテルからペンション、民宿までなんでもござれ。ただ、前回は市街のホテルに泊まったので、今回は川平に泊まりたいというのが希望。
石垣島は市街地とその他の地域ではだいぶ雰囲気が違っていて、市街は他の離島に行く時や買い物・食事などは便利だけれど、子供を安心して放せる場所が少ない。逆に川平は何もないけれど、川平に泊まっても、レンタカーをすれば市街までの移動は30分ぐらい。
今回は二人の子連れだし、市街の便利さよりも、ホテルを一歩出れば多少騒いでも気にする必要のない、のんびりした土地の方がいいでしょう。
ということで、ほぼ自動的にダイビングサービスは海講座(*5)に決まりました。
海講座では、こちらの希望通りに宿泊と飛行機を取ってくれるツアー手配もやっているので、この際、すべてをお願いすることにしました。
宿泊先は案山子の宿(*6)というペンションを第一候補に。
ペンションだけれど、プール、ツリーデッキにミニ動物園と、いろいろあって子供が楽しめそうだし、食事が美味しいらしい。1階の洋室と2階の和室があるんだけど、洋室の方だけがバストイレ付きなので、洋室にしました。
日数は、ぎりぎり予算内に収まる5泊6日。
今回はあくまでも、最初に予算ありきの旅です。
海講座へメールで問い合わせしたのが5月8日。見積もりが来て、お願いすることにしたのが5月15日。まったくのメールだけのやりとりで30万円近くのお金を振り込むことに多少の不安はあったものの、7月には無事に航空券も手にして、あとは行くのを待つばかりとなりました。
帰りの航空券が希望と違って那覇経由になってしまったけど、帰りの飛行場ではお土産を買わなければならないし、那覇経由の方が出発時間が遅いので朝が楽になると、納得することにしました。
だがしかし、不安の種は他にもあったのです。
それは、K-toの喘息でした。
昨年秋から始まった喘息は、断続的にずっと続いており、夏の旅行計画を建てていた5月の頃には、4月から始まった喘息がゴールデンウィークを越えても納まらず、週に何日かは病院通いの日々が続いていました。
結局、その時の喘息は6月を過ぎても続き、納まったのは6月中旬になってからでした。
喘息は風邪が発端となることが多く、冬は空気も乾燥しているので、圧倒的に冬になる方が多い。それから、春から夏、夏から秋といった季節の変わり目。この文を書いている今現在は10月の中旬ですが、やはりK-toの喘鳴はずっと続いてます。9月の初めからだから、もう一月半も。
喘息といわれてから、丸一年がたった今は、喘息児の季節のリズムというのが何となく掴めてきて、「よし。それじゃ、夏はO.K.なのね。我が家向けの病気じゃん」(なんつー言いよう(^^;)なんて思いもするのでしょうが、6月、7月はもうドキドキ。ちょうど幼稚園では水疱瘡が流行っていたので、不安のあまり水疱瘡の予防接種まで受けて、とにかく何の病気にもなりませんように、直前キャンセルだけは勘弁してくれ、と祈る日々でした。
*4マザーズ 時間預かり専門の託児所。今回利用した海講座も、実はマザーズとの提携でやってるとの記載をネット上で見かけましたが、U-toに確認したところ、違う場所だったとのこと(マンションの4階だった?)で、マザーズではないみたいです。マザーズは、市街地にあるホテル日航八重山とも提携しているようです。
*5 海講座 川平にあるダイビングサービス。大きなショップです。子供用のCカード取得コースやシュノーケリングメニューも充実していて、もちろんベビーシッターサービスもあるので、子供の年齢に応じたプランが可能。川平のマンタスクランブルで、親が潜っている間に海上でシュノーケルをしていた6、7歳ぐらいの男の子がいたのですが、なんとマンタを見られたそうです! シュノーケルでマンタなんて、なんて贅沢なんでしょ。
*6 ペンション案山子の宿 部屋の中やアメニティは普通のペンションでしたが、食事とプールがとても良かったです。2階の和室の方にはお風呂はついてませんが、眺めが良くてのんびりできるかも。ヒロセ達が泊まったときは、他にも子連れがたくさんいたのだけれど、2002年秋からは小学生以下の子供はお断りとなったようです。人気のある宿で、夏は予約でいっぱいらしく、手間のかかる子連れを断っても経営的にはO.K.なのでしょうが、子供への応対がよかっただけにすごく残念。せめて小学生未満はお断りぐらいに考え直してくれるといいのだけれど。
(もしかしたら、案山子の宿のHPは閉鎖かもしれません。最近、いつも開けない状態になっています。もともと誰かに頼んで作っているようなことが書いてあったので、やめてしまったのかも。)

行ったからには、思いっきり
3年ぶりの海なのだから、というヒロセの必死の祈りが通じたのか(笑)、K-toもU-toも元気いっぱいで出発の日を迎えました。7月、ひっきりなしに来ていた台風もちょうどお休みで日本の上空はでっかい高気圧が暫く居座るといいます。 |